生産開始から日本到着

生産工場 発注
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生産スケジュール

正式発注は、生産工程に入るスケジュールが確定してからとなり、発注後、生産工程に入っていきます。ポルシェの場合、生産工程のトラッキングサービスがあり、ネット経由で自分のクルマがその時どんな工程にあるのかがわかります。ほぼ毎日アクセスして、今はどんな状況がを確認するのが非常に楽しみでした。
男女の関係と似たようなものかもしれませんが、相手と付き合い始める直前が一番ときめく時期になるのと同じで、クルマが手に入ることはわかっていて、その直前の高揚感というのは、あの時にしか味わえない特別なものです。手に入ったら入ったで、また別の高揚感や楽しみ方がありますが、まだ乗っていないクルマの運転や体験を想像することは、知らないが故の感情というもので、ああいう気持ちを持てるというのも良いモノです。

生産時ボンネット

そのサイトでは、生産工程の一部の写真がアップロードされています。このとおり、まだボディだけの状態や、組立て途中の状態を見られるので、その高揚感は益々高まります。

生産時右

生産時フロント

この写真をFacebookの「Porsche  Spyder Global」に投稿するとたちまち「いいね」が集まりました。メンバーも新しく手に入れることに、祝福してくれます。もともと生産台数が少ないこともあり、貴重なクルマで、貴重な瞬間というのをひしひしと感じました。

その後のスケジュール

生産開始が1月3日。開始から生産終了まで3週間ほど。718スパイダーは、911同様にツッフェンハウゼンの工場で生産されます。この工場は2ドアを生産しますが、EVのタイカンもそれらに加わり、大きく分けて3種のクルマが生産されています。エンジンも生産しており、スパイダーが積む「水平対向6気筒エンジン」もここで製造されているそうです。他メーカーへの供給エンジンも生産しています。

Map3

生産終了し、品質検査完了後、ハンブルクの港に移送されます。意外に早く港に着いたように感じ、予定よりも早く日本到着するのかとも思いましたが、港に留め置く時間が結構長くかかりました。聞くところによれば、その間はどの船に乗せるのかを決めるのに時間がかかるとのこと。全世界に輸出しているので、日本に輸出するための航路上、北海、大西洋、地中海、スエズ運河、紅海、インド洋、マラッカ海峡、東シナ海と、その間の国々に寄港して、荷下ろしするなどして、時間がかかるのでしょう。
船に積まれ出港後、海上移動中も、どこにその船がいるのかはトラッキングできました。ただ、スエズ運河あたりから、良くわからない状態が続き、新担当のFさんから納期の連絡があった際には、ほぼ日本に到着する直前という段階でした。
豊橋港に到着後、輸入手続き、点検し、近くの整備工場に陸送されるまでに3週間、その後1週間でディーラーオプションなどを装備させて納期という手順でした。

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