ポルシェフェスティバル’23 with 718スパイダー

入口看板 ポルシェ
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2023年6月3、4日、木更津市のポルシェエクスペリエンスセンター(PEC)東京にて、ポルシェ356 No.1ロードスターが造られてから75周年記念の「ポルシェフェスティバル’23」が開催され、2日目の4日(日)の招待を受け、参加してきました。3日(土)午前まで台風2号の影響で風雨が強かったのですが、翌4日の天気は快晴となり、お祭りには好天となりました。当日は、南は四国、北は東北から集まった約450台の新旧の車種が揃い、まさにポルシェ博物館の様相です。

入口外観背面

神奈川県警パトカー

早朝の入場

450台も入場するので、分散入場です。自分は7:20-7:40の回。20分の間に入る必要があります。一番早い組は6時から。イベント開始は10時からなので、「そんなに早く?」とは思いましたが、考えてみれば、分散入場は当然です。Google mapでは自宅からPECまで、66km、約60分かかります。時間が少しずれても仕方ないとは思っていましたが、首都高横羽線大師橋の切り替え工事で、横羽線が通行止めのため、湾岸線への迂回車による渋滞も想定して、1時間半前の6時には家を出ました。早かったためなのか、アクアラインへの入線は渋滞し、海ほたるまで混雑は続きましたが、それ以降はすんなりと、しかも時間調整も一切なく、到着は7:30。朝一から幸先よく。

通行証

会場

入場時間帯で、駐車スペースも決められています。自分は、ダイナミックエリア。通常は、S字スラロームや、急ブレーキを試すことができるエリアです。PECの中で最も広いスペースで、そこには既に数十台のポルシェが整列していました。PECの黒いポロシャツを着たスタッフが「整列させて駐車をお願いしています」と。横に6列くらい縦に数台から10台くらいの列が一列に並んでいましたので、その一列に整列させました。

ダイナミックエリア

ダイナミックエリア

911

718スパイダーを中心にポルシェを見ますが、この日集まったクルマは70-80%は911。さすがフラッグシップカーです。1970年代から2023年モデルまでの博覧会でした。他には、356、スピードスター、944、928まで集まっています。とはいえ、「ポルシェ=911」であることを、より実感できる雰囲気でした。

911シリーズ背面

名車

実物は見たことのない、959、カレラGTそして918スパイダーも名車コーナーにしっかりと陣取り、展示されていました。これ以上、言葉はいりません。

959

カレラGT

918スパイダー

918スパイダー後部

受付、ギミック、軽食

入場からイベント開始まで2時間以上。それまで何があるのだろうと思っていましたが、受付で、75周年記念シール、コーヒー、プレッツェルの軽食をいただき、大きなテントに覆われ、テーブルと椅子が十分な数が用意された休憩所で時間をつぶせました。

75周年ステッカー

リストバンドをはめて、参加者としての証があれば、自由に出入りできます。

腕輪

オープニング

ポルシェジャパン社長のフィリップが挨拶し、フェスティバルの始まりです。ダンス、DJ、有名人インタビューなど参加者を飽きさせないようにイベントが組まれていましたが、イベントがなくても、ポルシェ好きには、目の前にたくさんのポルシェがあるので、それだけでも十分です。

舞台

ランチ

まい泉のサンドイッチとお茶。美味しくいただきました。

ランチ

体験

この日は参加者サービスとして、カイエンに乗れる「オフロード体験」とローフリクションエリアでの「カウンター体験」が催されました。妻は、以前PECに訪れた際に、オフロードエリアを走るカイエンに魅了されていて、「絶対乗る!」と。カウンター体験は、以前に経験していたので、自分も一緒にオフロード体験です。午前受付開始時には100人以上の行列がすぐに出来たので、午後に申し込むことにして、14時の回に体験できました。

オフロードエリア

いきなりの下りは、傾斜32度。最大40度まで下れるそうです。下りながら、インストラクターの両足はフリー。ブレーキに触れてもいません。その傾斜になるとカイエンが自動制御で安全に降りてくれます。登りもアクセルは踏みますが、アクセルを離しても後ろに下がらない機構。大きな傾斜の坂道発進でも一切下がることなく登っていきます。夫婦ふたりで、感動しながら、楽しめました。「欲しいけど、さすがにあれだけの場所は走らないよね」、ということにもなりましたが。

カイエン1台に3名乗車して体験しました。自分達が乗る順番になった時、おそらくドイツ本国の社員の家族らしき人を含めた外国人数名が、体験予定者の列の前に勝手に出てきて、どうやら乗りたい様子。乗車場の係の日本人スタッフは「だめだ」と言ってくれていましたが、結局は並んでもいない、体験チケットも持っていない彼らが、自分達が乗るはずのカイエンに乗り込んでいきました。そのスタッフは恐縮した顔で、「大変申し訳ございません」と。彼らを案内している外国人は、本社上層部の家族だから、いい顔したいのもわかりますし、仕方ないと思いますが、難しいところですね。ただ、ああいう行為は、ポルシェブランドのイメージにはマイナスになることは確かです。列の後ろで待っているポルシェオーナーのみなさんは、理解して黙っていましたが。

911ダカール

ル・マン24時間とパリ・ダカールを共に制した唯一の男、ジャッキー・イクス本人の登場です。本人が911ダカールをステージまで運転してきました。

3人壇上へ

左がジャッキー・イクス

ダカール

その他雰囲気は次の写真で。

フェスティバル模様

911シリーズ カラフルタイカン 外周 メインコース メインコース2

スポンサー

ミシュラン、BOSE、TAGホイヤーなどのスポンサーもブースを出展しており、アンケートに回答したので、いくつか素敵なギミックをいただきました。

ギミック

最後はスパイダー達。

渋緑スパイダートランク開放白スパイダー 緑スパイダー グレースパイダー 白赤スパイダー

会場を15,000歩くらい歩き回り、ポルシェを目に焼き付けることができましたし、各オーナーの思い入れ、ポルシェとの生活を楽しんでいることがよくわかり、刺激になりました。
「やはり911」とも思いましたが、それでもなお、自分の「718スパイダー」が一番格好いいと思うことができた一日でした。帰りのアクアラインから見る夕陽はそれは美しく、すばらしい718スパイダーとの生活を過ごせました。
ポルシェジャパンの皆さん、ありがとうございました。

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