生産台数 – ボクスターモデル

Map3 ポルシェ
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「ボクスターシリーズ」は、986を初期型として1997年から生産開始されました。以来、35万7千台以上生産されてきています。

シリーズグラフ

ミッドシップエンジンで、50年以上前に914に搭載されたレイアウトです。1948年、ポルシェブランドの誕生を決定づけた初代ポルシェ356 “No.1” ロードスターが、ミッドエンジンを搭載していました。1950年代になると、550と718に採用されています。「ポルシェのミッドエンジン」と言えば、「ポルシェ ボクスター」として25年間定着してきています。

986

ボクスター最初のモデルで、ボクスターのモデルとしては、最長の1997年から2004年の8年間で164,874台生産されました。1997年から9年間生産されたベースモデルの「ボクスター」がそのうち約70%で、11.4万台、2000年から5年間生産された「ボクスターS」が残りの30%で、4.9万台、「ボクスターS 550スパイダー」が2004年の生産で1,950台(1.2%)となっています。

986グラフ

987

第2世代ボクスター(2005-2011)です。約79,000台。3つのバージョンに変化しており、少しずつエンジン出力が上がってきています。987.1.1(2005-2006)、987.1.2(2007-2009)そして987.2(2009-2011)です。ベースの「ボクスター」で、出力は240hp、245hp、255hpと変遷があります。986の長い期間中に、アップデート計画は進んでいたようで、デザイン、足回り、エンジンの改良は進められていました。ポルシェアクティブサスペンションマネジメント (PASM)、ポルシェセラミックコンポジットブレーキ (PCCB) もこの世代からの採用です。

RS 60スパイダー(2008-2009)が、1,960台、スパイダー(2010-2011)が、1,944台。スパイダー2種で、全体の5%にも満たない生産台数でした。

987グラフ

981

ボクスター第3世代(2012-2016)。約54,000台。2012年3月のジュネーヴモーターショーで発表されたモデルです。初の「GTS」モデル登場世代です。

スパイダーは約2,500台で、全体の約4.5%を占めています。

981グラフ

982

「718」と呼ばれている現在の第4世代(2016-)。まだ生産は継続中ですので、途中経過(2019年末まで)です。1950-1960年の718モデルに搭載されていた、4気筒ターボエンジンを搭載。ボクスターは2.0L、ボクスターSは2.5Lです。

スパイダー945台で、982シリーズの中の約2%。希少車になっています。

982グラフ

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